*写真が多いので、重たいです。

休日。

4時間ほどポンとあいた隙間に、
お天気は1日晴れの予報。

現役山ガイドさんに
簡単に登れる山を聞いてみたら、

往復3時間*という飯士山(いいじさん)を
薦められる。
小学校の校歌の歌詞に入ってた!

*ネットで調べたら3時間半が平均

軽装にて、さっそく出発。

11-25-1

岩原スキー場の手前に、車を停めて。
(もう少し先まで車で行けました)

11-25-2

ゲレンデ案内の看板しかない…
登山道はどこ。

とりあえず、リフトに沿って
登ってみることにする。

雲が厚くなってきた。

11-25-3

急勾配なので、息がきれるー

11-25-4

作業中のおじちゃんたちに、
飯士山がどれか教えてもらう。

〈小学生の遠足で片道3時間かかるコースだよ〉

えーーーー
*小学生の歩幅だからだと思われます

〈熊が出るよ〉

…熊鈴を振ります。

〈おれたち下で作業してるから、
叫べば聞こえるかもね〉

そのときには遅い。

11-25-5

山の形がジオラマのように
立ち上がってゆく。

11-25-6

唯一すれ違った方。

新潟市内で中古楽器屋さんを
経営されているそうな。

湯沢には戦後、アメリカ兵が集う
洋館が建っていて、
(加山雄三さんの母方が華族だったとか)

毎晩のように行われていた
コンサートの洗礼を受けたのが
中学生の時。

その後の人生は音楽一色に…

往時を懐かしんでの
トレッキングだとか。

11-25-7

山頂リフト乗り場に到着。

ほとんどゲレンデを歩いて、
途中まで道を見つけられなかった。

ここまでで1時間半。

11-25-9

標高985m地点。

11-25-8

雪のある季節は、
さぞや美しいだろうなー。

手すりが無いので
雪が無いと怖い。

11-25-10

*この写真だけクリックで少し拡大

1,000m近くまで登ると、
空気の色が少し変わる…

持参したおにぎりを食べたら、
お米の粒ごと
身体に吸い込まれてゆくように
とても美味しかった。

11-25-11

あと125mで飯士山山頂。

装備が悪くて寒かったし
暗くなる前に帰りたいので、
(熊も恐い)また来年。

11-25-12

リフト乗り場から
伸びていた道。

帰りはこっちから。

11-25-13

突然、道がきれて、
ゲレンデのまっただ中。

…スキー用の道だったのか。

11-25-14

引き返すのも面倒なので、
30度の急勾配を一直線に降りる。

ストックが無かったら、
転がっていました。

11-25-15

笹の葉っぱ。

春にはゲレンデで
山菜がたくさんとれそう。

11-25-16

頂上リフトから、ここまでまっすぐに。

負担をかけた膝が痛くなる。

11-25-17

幻日 (げんじつ)だ…

*写真の濃度を加工してあります

11-25-18

上部タンジェントアーク。
久々に見たので嬉しい。

11-25-19

ふもとに戻った時には、
美しい空に雲模様。

復路は40分でした。



帰宅途中、寄り道。

11-25-20

この小さなお山。

左にお社、
右につづら折りの参道が見えます。

11-25-21

宝林寺さま裏手の
秋葉山(普陀山)に、

12年に1度の卯年祭りの
御神輿が登ると勘違いしてました。

正解はこちら、とお客様に
教えていただいたので…

以前から、
あの小さな山の
ちびっちゃい社はなんだ?と
気にはなっていたのです。

11-25-+

途中から、ひろーい道。
落ち葉が積もって奇麗。

これなら御神輿も大丈夫。

11-25-22

5分でお社に到着!

11-25-23

鈴に付いていた紐が
苧麻(ちょま)だーー

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柔和なお顔のお地蔵様も。

11-25-25

石上神社・宝林寺様の方角を向いてます。

村々を見守ってらっしゃる。

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山を切り崩して作った階段。

どのくらい、遡るんだろう。

11-25-27

周辺には、味のあるお家がたくさん。
窓枠なども凝っています。

歴史の古い集落なので、
往時は人も馬もたくさん通った筈。



という、
飯士山にたどり着かなかった
4時間ショートトリップでした。

満足!