梵字書家さんの作品。
十日町市博物館のイベントにて
飾られるそうです。
ひとつひとつ違う
縄文土器の文様に、
インドや中国の
占星術にも用いられる
二十八宿(*)と連動した梵字が、
重ねられています。
*天球における天の赤道を、
28のエリア(星宿)に
不均等分割したもの(引用:wikipedia)。
私の生まれた日は
〈房宿〉。
富を呼び込み、
内側に蓄えてゆける、とか…
かなり大きい作品なので、
お寺の本堂を借りての制作。
こちらは、
まだ経過途中の写真で、
完成品には星が散る…?
いただいたイベントチラシ中、
とても心惹かれたのが
ナイトミュージアム!
門外不出の品や、
修復中の収蔵品が並んでいる
というバックヤード。
博物館の裏側を、
学芸員さんの解説付きで巡るツアー、
しかも夜開催。
(他にも魅力的な企画が多いです。
期間中は入館料無料!)
キャッチコピーの〈どきドキ国宝土器〉に
期待が高まる(笑)。
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本日は、
昨日よりのんびりでした。
お礼のはがきを書いたり、
発送作業をしたり、
窓際でクッションカバー作成。
(…手芸フォビア克服中。出来はともかく)
両親は、村祭りの支度で忙しい。
お盆が近いんだなぁ。
お客様を迎え入れるための
準備期間。
強烈な暑さも少しだけ、
和らいできた…
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旅の記憶の
フラッシュバックが、
ここ最近、なぜか多いです。
出発前には不安になる。
今回こそ、
旅に飽きたり飲み込まれたり
何の奇跡も起こらないかも知れない…。
だけど蓋を開けてみれば、
小さな不安はもっと小さくなり、
変化し続ける景色に見とれ、
一期一会に助けられて、
忘れられない旅になる。
街角や、夜行電車の中で、
たぶん二度と会えない
人たちのこと。
親切の対価を要求されず
(警戒したまま別れた事も多い)、
別れ際には、
握手やハグや優しい言葉と、
旅の幸運を祈ってもらえた。
過去にネットカフェの
パソコンウイルスで失った写真は
1,000枚以上。
心の中にだけ残っている
景色や、笑顔。
本当は、
記録しておけない奇跡の方が、
沢山おこっているのかな。
後でその意味が分かって、
その価値におののいて、
泣きたいような気持ちで
思い出すかな。
大切な人たちが生きてる事、
手塩さんが今も足下で
いびきをかいてる事、
友達と笑える事、
めんどくさい問題が時おり
やってくる事さえ。
旅の数がいくつ重なっても、
私の中に蓄積されてゆく。
房宿。
祝福の魔法で
内側に貯まってゆく富が
そんなものなら、
手を伸ばしたい。
ためらいもない。