降っても雨ばかり。
だいぶ雪は
消えてしまった。
久しぶりに降り始めた
大粒の雪に、
まだ一月だものなぁ…と
気持ちを冬に戻します。
今週の営業も
今日から始まりました。
あとひと月半もしたら、
かなり春めいているはず。
乾燥中の、まな板。
ディスプレイ台として
万能に使えます。
小引き出しの掃除をして、
捨てるものゴロゴロ。
雪解けごろの
買い出しに備えて、
小さな掃除を進めます。
一段ごとに
色々入っているから、
検分が楽しい。
こちらは
捨てない組。
昔のお金や、
かぎ針で編んだ子供服の
襟パーツだとか。
日々が続いて、
その連続からしか
積み上げようのない、
ラインナップ。
昭和41年の
学習教材。
昭和40年代でも
初期のものなら、
デザインがモダンで
カッコいい。
本日いらした
お客様の袖もと。
猫に齧られて
あいた穴を、
古い絣布で補修。
今と昔の共演。
可愛いです。
昭和後期の布や着物は
引き取るのをやめよう、
と決めながら、
勿論その全てではなく。
可愛い
光琳菊の綸子生地に、
手描きの
梅と竹の図案。
美しい布は
制作年代を問わず、
やっぱり良いものです…
昭和3年の地元商店の
福引き景品を見ると、
当時は何が
使い勝手良く
価値あるものだったのか、
伺い知れます。
一等、前桐の箪笥ひと竿
二等、上等瀬戸焼き火鉢
三等、上等バケツ一個…
今は我が家で
当時のものを
2000円代で
売っていますが、
(箪笥は
引き出しを抜いて、
バラしたものを
棚として販売中)
これほど
価値のあったものだから、
逆に現代まで
残されているのですね。
雪見しながら
池田記念美術館。
富士フイルム創立80周年記念
「日本の写真史に名を刻んだ101人展」
写真の来し方と
これからに、
想いを馳せる。
撮影者の物語と
当時の技術、
そのどちらもを
頭に入れながら、
ゆっくりと鑑賞しました。
同時開催は、
「魚沼ベストショット展PartⅦ」
地元の風景写真も
素敵でしたよ。
現在は、
錯覚展も鑑賞できます。
鏡に写ると見え方が
変わる不思議な形。
右と左は同型の
構造物ですが、
見る方向によって全く
違う形に見えます。
どうしても画面の
波がうねって見えます🌊
遠くの山が雲の上に
浮き上がって見えたり、
日常の錯覚。
娘がいつまでも
子供でいるような
気がするのも、
嬉しくて寂しい
錯覚。
来月でいよいよ、
4歳になります。
昔の文化や
往時の空気を懐かしみ、
また昔のものほど
貴重に感じるのは、
それが2度と
戻らない、
作れないからに
違いありませんが、
「今」も2度と
戻りません。
ゆっくりと味わい、
それが可能な
スピードで、
日々を過ごしたいです。
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