更新10日も
開きました🙇
遅ればせながら、
10月の営業カレンダーです。
9日(月・祝)も営業します。
くるくる回る。
機(はた)道具の
歯車の動きを、
ミッキーたちに
見せているところ。
秋のイベント
目白押し中。
日々、
営業していました。
品物たちも
元気に旅立ちながら。
持ち込み品を
買いとりさせていただき、
居合わせたお客様が、
買われてゆく。
こちらは
あっという間に
半分以下になったところ。
(良いものありました…
と、過去形。
残り物も良いですよ!)
「井戸のなかから
おばけだじょぅーーー」
ブログ書く、書かない
関わらずお店は
回ってゆくものの、
過去のメディア掲載の
ほとんどは、
ブログから我が家を
発見していただいて、
取材打診に
つながっています。
本当に、
ありがたいです…🙏
昨日は
お友達からの紹介で、
ANAの国際線機内誌
掲載の取材でした。
日本と世界を
飛び回るカメラマン、
三浦憲治さん。
(不意打ちで(許可も頂いて)
撮らせていただいた1枚。
左は夫もフレームイン)
そして記者さん。
美しい…
三浦さんから
嬉しい(複雑な)
お言葉をいただきました。
「南魚沼は、
骨董や古道具の
最後の聖地だね!」
それはつまり、
すでに
世界にも日本にも、
質の良い古道具や
布がまとまって
残されている地域は、
殆どない
と言う事です。
朝から、
貴重な取材体験でした。
時代は古くなくても、
手書きの根気に感服。
下の受け皿がある程度、
揃って出てくるのは
珍しい。
小さなお猪口。
*久しぶりに出た
ブルーグラデーションの麻蚊帳
そのあとの
営業時間中、
千葉県から
来てくださっている
常連様から
かけられた言葉も
少し複雑。
(ここ最近の
わざわざ遠方からの
記録は、
栃木県から
新幹線+タクシーです。
感謝ばかり…)
「こういうお店は
人に紹介したくない。
(荒らされるから)
都内並みの値段になれば
わざわざ来ない。
お店の魅力が
なくなる。
生かさず、殺さず、で
続いていって欲しい」
*蚊帳の入っていた箱
率直すぎて、
笑ってしまいました。
そのあと、4回くらい
「頑張ってね」と。
*新潟市からの団体様。
みなさん、それぞれに
古布ファッションが素敵!
今のところ、
ありがたいことに
廃業の兆しはありませんが、
「数に限りある古いもの」を
扱っているのだ、と
改めて実感しました。
*こなれた着流しが素敵な
若い男性のお客様
土地の豊かさに
依存してきたけれど。
*お爺様が着ていた
着物を、引き継いだそう
豊かな埋蔵品が
いつしか無くなる日も
くるのです。
他の地域ではそれが
一世代前に来ただけの事。
たまたま間に合って、
今、手に取れている。
お客様の
クリエイション。
布団カバーの裏地に使った
木綿反物で、丈夫なパンツ。
和の赤に
目を引かれる。
赤ちゃんの小さな足と。
お客様のアイディア。
以前、我が家で買われた
ヴィンテージの
ペンダントヘッドを、
作家さんのレジンワークに
重ねて。
新しい作品が
生まれました。美しい。
コーヒーを淹れ、
ミルクを入れて、
対流が起き、
時には花のような
模様が浮かび上がりながら
混じり合う様子を、
飽きずにしばらく
観察していました。
「うわぁ完璧だ!」と思う。
この時間が持てる間は
大丈夫。
目の前の事だけに
集中して生きてた頃の
心はまだ胸の内に。
羽織から飛び出した
紐が床に一本、
落ちている。
捻ったら、
模様になるね。
チクチク。
真ん中が劣化して
ボタンホールが
一つになってた
貝ボタンも、
一緒にチクチク。
羽織の乳(ち)に
結びつける
ループが案外便利。
ボタンにぶら下げる、
不思議なブローチ(?)。
ペンダントヘッドにも
できるかしら。
今日はループに
安全ピン通して、
ラフに付けています。
欠けたる片口。
けれど、どうも私は
欠けているものの方が
(古ければ古いほど)
好きみたい。
スパイスも好き…
十日町の
ナンハウスさん。
サモサくらいは、
また家で作ろう。
寒くなってきて、
正絹のリメイクスカートが
暖かい。
履くたびに
どこか切れる。
布を貼り付ける。
パッチ布だらけに
なったら、
ほぐして
大きなストールに
してしまえ。
お客様から頂いた本。
お父様が生前、
何十年にも渡り
つけていた夢日記を、
まとめて
出版されたそう。
あちらとこちらの
境目が淡くなる…
本当は、どこにだって
行けるのでは?
何が壁になっている?
過日、十日町・室野集落で
野の花の生け花展。
赤みの強いピンクは
秋の色。
春の雪原で
大木を引いたソリが、
今は花を引く。
調和。
空気。
呼吸。
巡り。
リズム。
休息。
屹立。
自由さと
花にたずねた会話の成果と。
秋の実り。
空間。
「おぉーーーい!」
一番心掴まれた
作品の仕組みは、
色の良い蚕座を
枝で立ち上げて、
大鍋に鶏頭!
床には機織り道具の
紙パーツ。
一つ一つを
組み合わせて。
味わい、色、感触、
自分から見えた
世界の形を、
内から外に。
出すも出さぬも。
あるがままでも。
誰かのために。
自分のために。
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