*営業日のお知らせ*
●18日(月・祝)は定休日につき
お休みします。
●20日(水)13時より開店です。
その他の日は、
今のところ
臨時休業の予定はなく、
通常営業(火曜〜土曜・11時ー16時)
しています。
買い付けて、それを磨いて
店頭に並べる日々です。
明治くらいのものなら
平気で出て来る。
この豊かさ。
機屋さんの
見本織りなど。
日日是好日。
お茶では床の間に
禅語を掛けることが
多いそう。
*楽しく読める本の幅が
飛躍的に広がりました。
ニチニチコレコウジツ、
という読み方だけ知っていて、
教室では先生が
ニチニチコレコウニチ、
と読まれます。
*乳白色のガラス
喫茶去 キッサコと
認識していた言葉は
キッチャコ。
どちらもが正解で、
それぞれに味わい深い、
音の形。
踏み出したばかりの
お茶の世界は、
とんでもなく広すぎて
以前なら怖くなって
逃げ出していたかもしれない。
*可愛い風呂
私なんかには無理だわ、
途方もない!などと言って。
*大好きな土人形が
増えております
逞しくなった
(ふてぶてしい?)
四十代のスタートまで、
始めなかったこと。
もしかしたら、
運が良かった。
私は、本当に
礼儀作法を知らないんだなぁ、と
自覚することばかり。
夫にそういったら、
「知らないから、始めたんでしょ。」
…それはそう。
お客様がたから
立て続けにお茶碗を
いただいたり、
きちんと漆×金を使って
器の繕いをしてくださる方も、
近くに見つかった。
これから、ゆっくり楽しもう。
毎日がいい日だ、
と思うと、
本当にいい日ばかり。
戦時下のイスラエルの
日常を綴ったエッセイを
読み始めて思う。
テロが日常化して
深夜に砲撃の爆音が響いても、
人は暮らし、
家族や隣人と笑う。
むしろ
寸暇を惜しんで、
きちんと今日を生きられる。
死を意識するからこそ。
野性の感覚。
私もあなたも
この一瞬に生きていて、
天から恵まれた
今日を流れてゆける。
娘は本日、
2歳5ヶ月になりました。
椅子を並べて、
橋にして渡ったり。
木琴リサイタルショーの
観客をご招待、
音の出る童謡絵本の
ボタンを押して、
熱演する。
結婚3周年の
革婚式も迎えました。
なにわ茶屋さんでお祝い。
カウンターは満席でも、
騒々しくないことが
何よりのご馳走。
(もちろん旬のものたち、
美味しかったです!)
*「月下獨酌」元の漢詩を調べて、
その雰囲気を想像したら、
心地よく酔えました。
月と私と私の影、三人だけの宴。
夫の素晴らしさは、
「それはあなたの考え方でしょ。
俺はこう思う。
まず、その違いを認めて」
と言ってくれること。
*大正時代の襦袢
身近な人は、いつでも
多様性を思い出させてくれる。
「普通はこうでしょう?」なんて
一般論で押さえつけてこない、
彼に感謝しています。
真ん中の更紗。
その小さなパーツにときめく。
100年前の感性。
決して廃れない
美しさがあります。
土地柄、たまに出て来る、
麻や絹のかせ糸。
我が家のお客様の
楽しみながら作る技術は、
一級品だと思う。
編み物をするために、
あるいは織って布にして。
この日も涼やかな
マーガレットになった
絹糸と再会。
私はただただ、
お渡しすることに
徹してゆけます。
海の向こうへ
発送待ちのハギレ。
作る人がいて、
素晴らしい素材があって、
この循環はとても自然だし、
ありがたいこと。
90代のおばあちゃんが
何十年も「いつか何かに」
と、抱え続けてから
手放し渡してくださった、
トンボの羽のように
美しい手織り布。
お客様が美しく
生かされました。
…綺麗。
明日もこの巡りを
楽しみに、商います。
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。