身内ごとですが、
夫は字がうまいなぁ…と思う。
(画像は夫の字ではありません)
そしてまた、写真も文字も
簡単なイラストでも、
表現者一人一人
なんでこんなに違うのだろうと
いろんな場面で目を見張ります。
昨年こちらのブログに
作品を載せたら、
何人かの方が「あの書を買いたい」と
お店を訪ねてこられた(!)
独学独歩な書家さんの
書き溜めていた作品が、
まとまった数
やってきました。
誰にも見せることなく、
我流で思うままに続けている
書という表現。
最初に私が譲ってもらった
数枚はほとんどが
欲しい方の元へ旅立ちました。
(群馬、長岡、地元、様々な場所へ)
それでも全く足りなかったので、
あらためて
「お代はお気持ちで」頒布会です。
縁起物の左馬。
自作の篆刻まで馬。
50枚近く
すべて違う作品が、
3月いっぱいまで
店頭に置いてありますので
どうぞご覧ください。
山一つ越えた場所に住む
ひろきさんの作品。
A3サイズの額に
入る大きさです。
集まったお代は、
すべて作家さんにお渡ししますので、
お好きな金額をどうぞー
すべての人が
アウトプットの方法を
見つけられたら、素晴らしい。
恩師が共通というご縁で
知り合った小千谷出身の方が、
面白いダム巡り漫画を
描かれていました。
この世界はきっと、
この人にしか表現できないや。
売り場に並んでいるものは、
よくできている。
時間の経過に洗われて
なお残る王道も、
素晴らしい。
けれど大量生産されるものから
選ばなくてもいい。
売り場の棚から目線を外せば、
既視感を感じられない
個性が溢れている。
特に個性的なものは
自然の植生と同じように、
生きていける場所でしか、
生きながらえないでしょう。
それでも、例えば
蔵の中に眠る埃をかぶったものは
ゴミに見えてそうじゃない。
認めてもらえる場所まで
生き方や表現を動かして行ける自由は、
私たちに与えられている
とんでもなく豊かなギフトです。
今日もすべてが違う
個性的な古道具が数点、
朝から旅立って行きました。
美しいと認められる所まで、
それぞれの速さで
たどり着きますように。
生きてゆける、
活かされること。
私自身もその道を、
探しながら歩いてゆこうと
思います。
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