今朝の蔵出し。
(開店時間が1時間ちょっと遅れました)
数日通わないと
いけないかな?
と思いきや、
中はとてもきれいに
片付いていて、
残っている江戸時代の
木箱の中も全て、空っぽ。
それはそれでよいのでした。
蔵はどこも、うつくしい。
小川のほとり。
オニヤンマが沢山
飛んでいる。
残されていた器も、
全て大正以降のもの。
木綿の絣がいろいろ
出てきました。
洗濯は全て終わって、
乾燥しだい並びます。
木綿色々。
美しい錦紗縮緬の襦袢。
半襟にも気合いが。
風を通してから
ほぐします。
蔵の中で一汗かいてから、
外の空気に触れる。
葛の花がいい香り。
最近、川の近くとか
山沿いを走ると、
周辺一帯が
この香りで包まれていて
気分がいい。
なつかし手描きの
あいうえお。
裏面には、AIUEO.
お願いしていたほぐしが
戻ってきたら、
それ自体が作品のように
美しかった。
以前、買われていった
浴衣のハギレを、
シンプルな上着に
仕立ててもおられて。
四角な服。
身に纏えば、
こんなに
立体的なのだね。
買い出しの現場で
まずは取捨して、
それから持ち帰って
さらに細部を見ます。
(だいたい3割くらいが
ここで脱落します)
麻素材は丈夫だけれど
染料が糸を弱くしていた。
ほろほろ粉になって、
布が崩れた例。
別々の現場から
白絣も複数出ています。
酸素漂白中。
●
休日の一コマ。
娘を保育園に送ってから
峠道を越えて。
12分遅刻したものの、
見たかったドキュメンタリー映画を。
客席は私の他は1人のみ。
(次の回の上映には、10名以上。
良かった。
十日町シネマさん、いい作品がかかります)
キナーレの里山美術館の
理容室カラーなグルグルを、
外から見る。
久しぶりのユキマツリで
ランチ。
150円プラスして
食べられる野菜ビュッフェの
充実ぶりが嬉しい。
付け蕎麦が美味。
夏限定のイタリアンを。
芸術祭期間中は、全員大盛り!
すごい量でした。
山を登って、
市内を一望。
作品を見に来た筈が、
作家さんが見せたかったのは
こっちの方だよね、
と足を止めることも
多いのが、大地の芸術祭の楽しさ。
写真では
幻想的な空気が、伝わらないな…
数百m続く、遠大な作品。
一番奥まで歩く。
良かった。引き返さなくて。
スタンプラリー的な
回り方をせずに、
一カ所に最低でも5分以上は
滞在する。
他の観覧者さんの反応も、
きっと作品の一部。
十日町駅のキラキラ。
路上の物語。
大急ぎで再び峠を戻って、
夕方に買い付け一件。
着物類は時代が足りなくて、
引き取れたのは、
コネ鉢一つ。
それでも、ありがたい。
保育園の夏祭りで使う、
模擬店のお買い物バッグを、
娘の絵で飾りました。
最近はグルグルが好きらしい。
(昨日は点々だった)
日々は、相変わらず慌ただしく、
だけど秋の音が近づいて、
少しだけ余裕が
出てきつつあります。
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