4月になりました。

更新が遅れがちですが、
最近の穹(そら)の日々を。


3-25-1

だぼだぼスーツ装着。

穹さん、行きましょうかね。


3-25-17

1日10分、
家の周りをお散歩する
外気浴からスタート。


3-25-15

花が、花が咲いてるー!

鼻から大きく
土の匂いを吸い込んで、

こわばった冬ごもりの体を
呼び起こす。


3-25-16

カワラヒワか何か…

命をいただいて、
命をつなげて。


3-25-2

フレンチトースト。

料理するときは、
傍らに穹を寝かせておきます。


3-25-3

お客様のお出迎え。


3-25-4

泣きもせず、寝ていたり
もぞもぞしたり。


3-25-6

姉妹竹の子ニョキニョキ。
3ー4年ごとの成長予測。


3-25-5

手のひら比べ。

体は10年以上かけて、
ゆっくりと大人のスケールに
なっていくね。


3-25-7

いただきもの。
心と体の栄養に。


3-25-9

カフェのカウンターで
スヤスヤ。


3-25-10

お弁当とお惣菜のお店へも
こんにちわー


3-25-11

豆パン、中には、
郷土食あんぼ入り。

どっちりしていて、
美味しかった。


3-25-12

お洋服と雑貨のお店でも。

あ、ちょっと
覚醒し始めてきたかな…


3-25-13

あんぼを買うなら、こちら

出産祝いにと、
その場で詰め合わせ
いただきました<(_ _)>


3-25-14

1ヶ月検診以降、

初めての家族3人で
2時間の外出から無事に帰宅。

沐浴してさっぱり!

大きな浴槽にも
デビューしたばかり。

徐々に、この世界へ
慣れてきたねぇ、穹さん!
(私も…)


3-22-16

さてさて…

出産翌日から5日間続いた
入院生活のお話です。

2014年2月14日。

朝ご飯は
一日の中で一番あっさり。

朝食後、
すぐにお風呂の予約を。

(30分刻みで早い者勝ち)

毎日蒸しタオルで
体は拭いていたものの、

4日ぶりのシャワーに
幸せを感じました。


3-22-17

あまり見る機会の無い書類。

出生届けが届きました。

人生初だらけ。

初入院、初酸素吸引、
破水、点滴、入院食、
いきむのも、産むのも、
初めての子供も。


3-22-18

面会時間を僅かに過ぎて、

ガラス越しの対面となった
義母、義姉からのギフト。

お花が嬉しい。

病棟に足を踏み入れることが
出来るのは、
私の両親と、夫、夫の両親のみ。

それも、面会時間を過ぎると
一切シャットアウトで徹底しています。


3-22-19

お昼ご飯。

会陰縫合の傷が難儀で、
丸いドーナツクッションを
お尻の下に敷きながら。

子宮が収縮する痛みも加わり、
入院中はずっとどこかしらが
痛かった…

そうそう。

会陰縫合の傷について。

本で読んで試してみた
サイプレスオイルの湿布、
1回目から効きました。

お湯にの中に
サイプレスのエッセンシャルオイルを
1〜2%たらして、

コットンをひたし、
産褥・生理用ショーツの上にのっけて
患部にあてるだけです。


3-22-20

夕ご飯。

バレンタインデー行事にのっとり、
チョコレートデザート付き!

入院中にも
季節感があるのは
素敵です。

そして迎えた、
初めて穹と一緒に過ごした夜。

母乳があまり出なくて、
ミルクを調合する…


3-22-22

翌朝。

2月15日の穹。

一晩でぐったりしました。

ずっと泣きっぱなしの我が子に
おろおろして、

吸わせるほど出るようになる
という言葉を信じ、

何時間でも
おっぱいをくわえさせて、

だけど、今から思えば
出てこない母乳に
泣きじゃくっていた娘。

睡眠時間は1時間ほど。


3-22-21

4人の大部屋は
入院2日目には満員御礼。

だからこそ、

眠りを妨げることに
申し訳なさがつのって、
いたたまれなくなった…

お隣のママさんへの
差し入れケーキ、

4人でじゃんけんして
勝った人から選びました。


3-22-23

朝ご飯。

ほうじ茶にほっこり…


3-22-24

お昼ご飯。

ふと鎖骨の辺りを見たら、

出産時のいきみで切れた
毛細血管の出血のあとが

無数の赤い点々になって、
胸元に広がっていてびっくり。

(いつのまにか治りました)


3-22-25

入院生活は慣れるまでが
けっこう忙しくて、

いや、むしろ
妊娠生活よりハード。

お乳やおむつ替えや
検温の記録を
赤いバインダーに挟まれた
用紙に逐一、書いていきます。

他、新生児検査の書類について
説明を聞いたり…などなど。


3-22-26

母乳が出ますように!と、
お義母さんからいただいた
黒豆を賞味。

この時は、まだ胸が張るという
感覚は一切ありませんでした。

(退院して少ししてから、やっとです)

同室の方のお裾分けも。


3-22-28

再び夜が。

また、泣くのかなぁ、
眠れないのかなぁと
恐れる気持ちが湧いてくる。

全国に記録的な降雪を
もたらした雪雲は、

病院の上にも
等しく広がっており、

テレビなどの情報から
離れていた私は、

2月らしい降り方だなぁ…と
のんきに眺めていました。


3-22-29

そうして越えた夜は
やっぱり、ほぼ眠れず。

泣き続ける穹に、
困惑するばかり。

何時間も吸わせ続けた乳首は
赤く晴れ上がって、

確認する助産師さんたちから、
一目で『これは痛いでしょう』
と言われるほど。

早朝、差し入れの果物を
お皿に盛って、
きれいな色に癒してもらう。


3-22-30

泣きつかれて眠る穹。

出生時、首と右腕に
へその緒が巻き付いていたそう。

よく動いていたからなぁ…

長い、眠れなかった
夜の明ける頃に、

穹を抱き上げながら
その娘から伝わる力が
あることを感じていました。

私から力を
奪って行くものじゃない。

命の塊から、
私が充電させてもらってる。

わき上がってくる無尽蔵の。


3-22-31

夕ご飯には、
プリンがついてきた!

食事は1日の中で
リズムを作ってくれる
お楽しみ。

授乳とオムツ替えで
1日が終わる。


3-22-32

3回目の夜。

すっかり、気持ちが
追いつめられていました。


3-22-33

授乳室。

母乳をサポートする為に、

3時間に20ml程度の
ミルクを調合して哺乳瓶で与える。

どーうしても、
泣き止まない際には、
フライングして2時間置き。


3-22-34

1時間ももたず穹が泣くので
ひとまずお乳を含ませるものの、

全く泣き止まない。

ベビーコット(移動式ベビーベッド)に
抱っこして移して、

授乳室へ避難できるのが
心の救い。

同室のママがトイレに起きた際、

『23時からずっとやってるのに、
寝かしつけ失敗』

と言ったら、

上の子が6才の彼女は、
ゆったりと笑いながら、

『失敗じゃないよねー
ただ、歩きたくなったんだよねー』

と穹に話しかけてくれた。

夜のお散歩…


3-22-35

歩けばわずか2分程度の
病棟の廊下を

5周くらい、廻って歩く。

コットに乗せて、最初は
振動で泣き止んだものの、

それでは済まなくなってきて、

抱きながらトトントトンと
リズムをとりながら、
かるく体に触れるように。

陣痛室に続く扉の前に立ち、

まだ6日しか
経っていないけれど、

あの日の夜、

破水している私と
入院荷物を持った夫が
この廊下を歩いていた時、

穹はまだお腹の中に
いたんだと気がつきました。

彼女は、
生まれてこようとしていて、

私たちは、
それをワクワクと待ち望んでいた。

そうだよ、
やっと会えたんだもの。

涙がポロポロ溢れて、
止まらなくなりました。

授乳室でミルクを調合している
看護師さんに

『この時期、泣く理由って
何が考えられますか』と聞いたら、

『お母さんのお腹の中に居る時って、
20分ごとに寝たり起きたりを
繰り返しているから、

1時間眠ることだって、
実はたいへんなこと。』

『お母さんが立ったり座ったりする
揺りかごみたいな空間から、

急に環境が変わって、
赤ちゃんも不安なんですよ。』

『うちの病院が24時間母子同室を
大部屋で行なう理由は、

どこのうちの赤ちゃんも
実はみんな泣き続けたり、
寝なかったりするのをみて、

あぁ、うちの子だけじゃない、
いろんな個性があるんだなと
思ってもらう狙いもあるんですよ。』

『お母さんがのびのびしていたら、
お子さんもリラックスして育ちますから』


3-22-36

4時40分、やっと穹が眠った…

1日に10ミリリットルずつ、
ミルクの量を増やしていいのだと
知らなくて、

昼間に増量していたミルクより
夜間は減らしたのが
原因だったらしい。

乳首を口元に入れても
すぐに吐き出していたけれど、

それもお腹がすいていない
サインではなくて、

『赤ちゃんも癇癪を起こすと、
訳が分からなくなっちゃうんです』

お腹をすかせて必死に
訴えていたことに気がつかず、

痛くて仕方ない乳首を
拷問に堪える気分で、
吸わせ続けていたけれど、

産まれたての赤ちゃんは
まだうまく母乳が吸えずに、

母親初心者のわたしの
授乳姿勢もおかしくて、

泣き続ける穹が一瞬、
悪魔に見えた。

双方に『伝わらない、分からない!』って
こんな状態、これからもあるだろう。

でも、根っこは忘れないようにと
ノートに書き留める。

『あなたが大切、宝もの!』

長い長い夜を越えて、

明け方に1時間半くらいの
眠りにつきました。