4-11

ハッカスプレーの納品へ
来ていただいたついでに、
お爺ちゃんの昔話を聞く。


スプレーの使い方補足。

→飲み物に一吹きでハッカ飲料。
 乗りものやお酒の酔いをやわらげ、胃もたれにも。

→凝っていたい筋肉、関節に
 シュッとして軽くもみ込む。

 肩こりがヒドい時にやってみたら、
 確かに楽になりました。
 ハッカには血流を改善する薬効が。


4-12****

少なくとも戦前までは、

南魚沼市の、城内から五日町にかけて
苧畑(おばたけ)があって、
青苧(あおそ)が栽培されていた。

座機で織って、
仕上る着物はどれも無地。

布の本や織り子さんからの話で、

越後上布の原材料の青苧は、
全て、福島県昭和村産だと
聞いていたから、

からむし畑は無いものだったと
思い込んでいた。


4-12

これまで買い出してきた
麻着物の中でも、

ざっくり太い糸で織られた布が
たぶん、自家用自家生産のもの。


4-12*

爺ちゃんが子どもの頃の行動範囲で
おしなべて作られていたならば、

おそらくもっと広い地域に、
青苧畑は広がっていたんだろうなー

4-12***

何千年も前から
そのときいちばん身近な素材で、
〔衣〕は賄われてきた。

自分たちの普段着物は、
素材から織りまで。


4-12*****

爺ちゃんは4歳にして
麻の皮をはぐ仕事を
手伝っていたそうです。


子どもも大切な即戦力。
それからわずか、半世紀。


4-12**

働き方や作り方、
どんな品物に囲まれるのか、
(近年は石油系素材がすごい)

目まぐるしい変化を、
古道具たちがぼそぼそ静かに
語っている。


4-12++

お孫さんが作ってくれたと言う
大きなパウンドケーキを
持参してくださった方。

洋服は自分で仕立てている。

ハギレを活かした
のし目柄のパッチワークが
おしゃれ。

お孫さん3人の子育てをして、
今はひ孫ちゃんを見て。
私がスキーを教えたのよ〜と笑う。


4-12+

時おりフキミソとか手作りの
美味しい差し入れがやってくるのは、
日々の特典、ボーナスかもしれない。

こちらからは、飲み物と
たまーに夕飯プレート。

(引っ越し先ではそこまで
おもてなしできないかも…)

余震に揺られながら、
食べる。話す。

中越地震からの経験か(?)
震度4はあんまり動じなくなったね、とか。
ゾワッとするし、泣きたくなっても。


4-12******

100年200年も先輩な
道具や布があらわしてかたるのは、

たくさん手をかけて
身体と力を使ったけれど、

とれるものは自分たちでわりと、
まかなえるよ…


まだしばらく、全ては見渡せないな。
夜がふけてく。