正式なお知らせがまだでした!

失礼しました…お待たせしました。

2月のニット教室のご案内です。

くまっこあもあも2月

****[くまっこ編も編も教室]****

     春まで使える
        ニット帽を編もう。


日 程:2011年2月26日(土)
    13:00〜16:30

参加費:2,000円 お茶とお菓子付き
   (*お好きな色の毛糸3玉をご持参ください)

先 生:道(みち)
    色々つくれる人。
    江戸っ子から魚沼暮らしに移行して、
    陶芸修行に瀬戸と岐阜へ。
    昨年から再び魚沼在住。

定 員:5名(先着順)

会 場:はやかわ Antique & Crafts 店内

今回はコマ編みの出来る方だけの
教室となります。

(ちょっとおぼつかなくても、
出だしをかじっていれば、なんとなる…??

初心者さんで終わらなかった方には、
後日、補習授業を設ける予定です)

お好きな色の毛糸(並太〜極太)を、
同じもので3玉ご用意ください。
(単色のニットキャップです)


かぎ針はこちらでご用意します。

2-7--

手取り足取り賑やかに



オーガニックコットンと、
ヤク(チベット高原に住むモクモクした動物)ウールの
混紡靴下→1,470円(税込み)が、想像以上の温かさでした。

2-7*

何よりも手触りがすばらしい〜

どんなものかなぁ…と
少ししか仕入れなかったので、
週末ごろに再入荷の予定です。
     →※来週にずれ込みました。ヤクウール靴下は問い合わせ中

モコモコ温かく耐久性に優れ、
たくさんお洗濯しても大丈夫。

ヤクの黒とコットンの生成りが混ざった
天然カラーは、色落ちの心配がありません。

冷え性な方には、
八重桜の頃までお役に立ちます



2-7**

昨日は春の陽気でしたが、
今日は再びの雪。だけど雨まじり。

もう1月程には、
降らないのかもしれませんね。

玄関先では、つぼみごと立ち上がる
クリスマスローズが力強いし、

福寿草も土の中から
顔を出し始めていました。

そろそろ、冬眠の身体を
起こしにかかりましょうか。

ちょっとずつ。です。



本日の(?)抜粋。

スロウ

スロウなアジア/鈴木博子より
      旅の途中の中国にて

〔日  常〕

毎日通った包子屋の兄ちゃんは
驚くほどのお人好しだ。

わざわざ外で買ってきた
ザーサイを出してくれたり
(しかも自分で買ったのより安い値段で)、

たった一個の包子しか食べていないのに、
どんぶりナミナミの麦スープを
サービスしたり。

おいおい、兄ちゃん!

もう少し商売熱心にならなくちゃって、
客の私が心配していた。

周りの店で働く人たちもみんな
包子をテイクアウトしていくんだけど、
お金を払う様子はまったくない。

ちゃんとあとで
請求しているんだろうね?

誰がいくつってどこかに
メモしているんだろうね?

まったくさぁ、こっちの方が
やきもきするよ。

そんな私の心配なんてほっといて、
兄ちゃんは小麦粉だらけの手のひらで
皮を伸ばし、肉を包み、蒸しかごに並べる。

ぷぅんと甘い包子の香りが
蒸気に混じって
そこらじゅうに流れていけば、
また一段と客が来る。

売れれば包み、包めば売れて。

彼の仕事はずっとその繰り返しだ。

町を去る日の朝、
「今天我去大理」って
粉の上に指で書いた。

兄ちゃんは「そうかそうか」って
うなずいたけどそれっきり。

最後の包子を大事に食べ終え、
「じゃあね!」って店を出た。

ちょっと歩いて振り返ったら、
兄ちゃんは私の方なんて
ちっとも見ずに、
いつもの通り粉を練っていた。

隣の店のおばちゃんたちと
大声で会話しながら。

私が来ようとも去ろうとも、
兄ちゃんの日常は変わらないんだ。

そう考えたらなんとも言えない
寂しさが突き上げたけど、

だけどなぜだか清々しくて、
こういう別れも悪くない。



日銭の入るアジアの
屋台商売みたいに、

こんな空気は30年くらい前なら、
近所の商店街にも
溢れていなかったっけ。

2-7+

後付けで物語を加えることも、
余分な飾り付けもしない、

流れるようによく働いて、
よく食べて、眠る。

2-7++

私を忘れないでね、と言われた人を
忘れていたりする。

思い出す回数が減っただけ
だけど。

思い出す時は懐かしくて、
胸が苦しい。

久々に初めてのインド旅(5年前)の
写真データを引っ張りだしました。

2-7*****

インド到着4日目。
コルカタのダクリヤにて。

チャイ屋台で隣り合い、
サーランギを弾いてくれた
旅の人。

言葉は通じなくても
会話が出来て、旅が近づいた。

2-7+++

バラナシのゲストハウスの厨房。

奥で調理をする娘さんは、
2回目の滞在時にはムンバイへ
お嫁に行って、
3回目にはお母さんに。

手前は韓国の娘さん。

ヒンディー語も日本語も
少しずつ話せる才女で、
スモーカー(bhangの)。

2-7****

手塩さんも若かったね!
この時はまだ11歳〜

雪の上をラッセル車みたいに
走ってゆけた。

2-7

ただいま夜に徘徊気味。

むくむく丸くなって、
これもまた可愛い。

過去には戻れないけれど、
また新しい旅をしたい。