Photo:Yutaka Kitazaki
手斧かんなで
作られたシェイプと、
艶が美しかった
山橇を送り出す。
Photo:Yuko Kato
里山十帖さんで
おこなわれた
雪中茶会にて、
本来の姿に近い形で
雪上に浮かびました。
Photo:Yuko Kato
雪かきの「こしき」も
この通り。
Photo:Yuko Kato
かまくらの中で
中国茶を。
なんて素敵な
趣向でしょう!
主催サイドの方の
言葉が素敵です。
〝雪とともに生きて
雪の蒲団の下で育まれる
今年の恵みに
想いを馳せて過ごす
雪国の暮らしを
ちょっとだけでも
感じていただきたいな
という会でした〟
Photo:Yuko Kato
葛もちを乗せたお皿は
珪化木だそうです。
古道具屋は艀で、
見送ったあとに
道具たちの
いく先に待つ晴れ舞台が
嬉しい。
ものの幸せを
祈ります。
※里山十帖さんの茶会は
季節ごとの趣向で
時折開催されており、
日帰り参加も可能です
お客様からの
いただき物。
オカラと酒粕のケーキ。
滋味深くて
美味しかった!
昨日、譲っていただいた
本格的なトルソー。
学術的な資料ならば
いざ知らず、
仕舞い込んだら
そのままになるもの、
使うために
生まれたもの。
美しい
ちりめん。
頻繁に手に取るから
リペアが施せる。
※また違う形の
トルソー
閉じ込めずに
発揮させること。
使いきれないものは
手放して、
活かせる場所に
移していくこと。
それは幸せな
物の一生。
※刺繍の名古屋帯
そんなサイクルで
手元の所有物を
動かせたら、
自らもまた
満たされるような
気がしています。
欲は尽きない。
それでも
心は身軽でいたい。
ものが多くて
だいぶ手放したものの、
まだ片付かない…
この服は、私物です。
先週、お客様から
ebayを利用して
ヨーロッパ古着世界に
踏み出す方法を、
教えていただきました。
100年以上前の
ホームスパンリネンの
グランパシャツです。
仕立ての美しさ、
生地の丈夫なこと、
感動が沢山!
(ebayに手を出すのは
まだ控えて、
国内の業者さんから
購入しました)
日本の100年以上前の
布を沢山見てきて、
そこでしみじみ
味わう感覚と似ている。
ところ問わず、
1世紀遡った当時の元物を
実用できる、ミラクル。
数十年経ても、
同じおじちゃんから
冬に買える、
焼き芋の美味しさ。
これもミラクル。
けれど、
新しいことも
楽しい。
新潟市へ久しぶりに。
この中に、
私の描いた花も
咲いている。
全体の中に咲くと、
目立たなくなるけれど。
あと20年もしたら
滑り台は、
どう変わってる?
同じ花は二度と咲かない、
再生成され続ける
花園だなんて、
すでにリアルと
同じじゃないか。
香る芳香に
取り込まれた作品。
娘の描いた家が
そのまま街に並び、
触れるとビョンと
揺れて反応する。
クレーン車は
ペーパークラフト化されて、
立体作品に。
4歳の脳裏に
記憶される、
カラスの描いた
書の軌跡。
あのプリンの場所に
行ってみよう!と
はしゃいだ後に、
見下ろすことに。
全ての出来事は、
小さな種子。
5年ぶりだった
佐渡の新鮮魚介、
回転寿司 弁慶さん。
石もずくが美味しい。
昔の手仕事を
楽しみながら、
未来的なものにも
触れられる
素晴らしき世界。
それは
当たり前じゃ
ないのだと思う。
景色は美しい。
物は美しい。
奇跡を手元に引き寄せて、
少ないものを
愛おしく見つめよう。