2017年の最終営業日、
綺麗な青空となりました。
昼前まで
降っていましたが、
お日様最高!
開店直前に
娘を託して、
本日の
エクササイズ(雪掘り)。
仕上げは井戸水。
こんなに豊富な
地下水に恵まれている…
ありがたいなぁ。
屋根の雪は勝手に
落ちてくれますが、
一部の小屋根は
雪掘りが必要。
昼休みの夫が
力技で雪をおろす。
玄関の屋根も、
本当は落下式。
でも重い雪だと
滑らず溜まってしまう。
登ると危険なので
(昨年、夫が滑って落ちた)
手前だけ。
ありがとう。
仕事の後の一服。
この浴衣生地は
洗って売りたかった物。
でもシミが落ちなくて、
自家用の布巾に。
やっぱり可愛い…
旧塩沢町で買い取った
麻の反物。
出機(織元から糸を預かり
自宅で作業する事)していた
おばあちゃんが、
余った糸で
織りました。
透けが美しい。
寄ってみると、
僅かに黄色も入っている。
この粗さが味です。
大好きな布。
昨日の賄い。
雪の中を、
十日町・松代での
湯治旅行兼ねて、
わざわざ鎌倉から
来てくださったお客様が、
一年ぶりの
リピーターさんで、
「きた甲斐がありました」と、
ありがたいお言葉。
よかったです…
今日商わなければ、
昨日年内最後の
お客様になった方も、
長岡市から何度となく
来られている常連様。
毎年通って
撮影されている、
長野県で600年続く
神事の写真を
ストーブ囲んで眺めたり。
支えていただいているなぁ…
と、
改めてありがたく。
コンディションの良い
藍染の綿入れ。
部屋で着たい、と
たまに探している方も
おられるので、
良いものが
あった時だけ。
(普通の綿入れ丹前は
沢山残されています)
豆皿とご飯のお供は
最高の相性!
下に敷いた布は、
古い越後上布。
背中に巻いたのかな。
横長なので肩用?
こちらも綿入り。
私は見慣れている
よく出てくる布も、
木綿地なら
何かの役に
立つかもしれない。
欲しいな、欲しいなと
思っていたら、
九州産の戦後の絣が
沢山出てきました。
未使用品多し。
何かに成っても
成らなくても。
昭和30年代くらいの布が
揃っている姿は
何だか愛おしい。
あら。
素敵な水玉の
ワンピースを
着られているわ。
と思ったんです。
あー!
野良着カシュクール!
(紐を付け足して
普段着に。なんてモダン)
複数の技法で作られた
贅沢な紬布や、
こちらもおばあちゃんが
出機していたお家から
出てきた、
塩沢織のハギレなど。
ブドウ模様大好き。
(蔓の描き方が)
これらの布は
誰かに見初められ、
いつか
何に成るかねぇ…
そのままで
私には
素晴らしく見える。
在るだけで十分、
素敵なものだ。
成らずとも、幸せ。
デンマークのお皿と
日本の染付。合う。
●
新年の営業は
1月3日(水)11時からです。
今年も誠にありがとう
ございました🙇♀️
良いお年を
お迎えください!