**11月は(日)(月)以外、
毎日営業予定です。**
(変更のある際は、
こちらで早めにおしらせします)
10月も残すところ、
明日だけ。
美しい赤だ…
1度の秋が
暮れてゆきます。
印判皿は同じ柄が
まとめて30枚くらい、
出てくることも。
絞りの羽織。
とても細かい。
根気のいる作業。
鏡のこちらと
あちら側。
竹カゴに
布は好相性。
着られる
コンディションの、
袷着物と襦袢。
未使用の付け下げ、
しつけ糸の端が
松葉模様!
洒落てますね。
柄ゆきも上品です。
絽の黒留。
古いものは
黒が美しい。
漆器椀の蓋です。
150年くらい前の
上質な漆器を、
気軽に使えるなんて。
(しかもリーズナブルに!)
古道具の贅沢を、
まずは
こんなところから。
お客様の装い。
最初、面と向かったときは
気がつきませんでした。
馴染みすぎていて…
後ろから見たら
わかります。
これ、絣の
袖なしだー!
(襟だけ付け替え、
あとは元のまま着用)
お客様の襟元を、
絞りの着物地が彩る。
昔の色って
暖かいです。
来夏は
3年に1度の
アートトリエンナーレ
大地の芸術祭。
作品の下地として
布たちが旅立ちました。
再会するときは、
もう別の顔…
綿の紅型染め帯。
大正の黒留。
戦前くらいの。
今見ると新鮮。
Facebookページのみの
告知でしたが、
定休日に数時間、
営業していました。
遠路はるばる、
山形から
片道3時間かけて(!)
来られた方が。
開けてよかったー…
素敵な装い。
可愛いバッグは
チクチクお手製、
絣の山袴は
出てきた状態のまま、
加工なしで。
(靴は茶色いDANSKO、
車は白のFIAT. 可愛い!
いちいちツボでした)
そんなタイミングで
嬉しい差し入れ、
あったか大判焼きで、
お茶一服。
帰り道で、
虹は見られましたか?
こちらは裏庭で、
良く似た光に
会えました。
来る人来る人に
お茶を出していた頃、
私にも
お客さん同士にも、
たくさんの出会いが
ありました。
物理的にそんな時間が
作れなくなって、
自ずと、人を繋ぐ役割も
終えた気がします。
この世界には
素晴らしいものが
たくさんあるけれど、
一度に味わえる数は
限られているから、
物事の盛衰が
うまいこと、
順番や巡りのリズムを
作り出しているような。
目の前には、
今、必要なことが
全て揃っている。
手の届かないような
ところにはなく、
いつでも
きちんと五感で
味わえる距離に。
今日はチャイを
お出しするはずが、
仕上げの
スパイスパウダーを
入れ忘れて、
ただのインド茶葉の
ミルクティーに…
雨降りのんびりと
いい1日でした。
明日もお部屋を温めて、
お待ちしております。