こちらはお嫁に行きました。
カニと浜辺の風景が
彫り込まれた銅やかんなど、
撮影前に、
誰の目にも触れないまま
ポンと引き渡されるものは、
とても多いです。
おそらく私も再会できない
一期一会の古道具たち。
日々、器を洗っています。
では、駆け足で
買い付け荷の一部をご紹介!
丈夫な縁台(作業台?)。
大人二人は、余裕で座れます。
素敵なガラス棚。
…なぞの穴つき。
使い方によっては、
面白くなりそうです。
小振りさがうれしい。
細部までいい仕事。
こちらも端正な
昔の建具。
他のデザインもありますが、
残念ながら、1枚ずつ。
ガラスがキラキラ。
2本でました、
懐かしい感じ…
ままま、一杯。
でも、一輪挿しに
したいですね…
飴色の竹籠。
底面までツヤツヤ。
これは珍しいかも。
こよりで編まれた
箱ものです。
漆で仕上げて、
深い深い黒が艶めく。
飛沫がドットな、波ちどり。
見込みの宝珠、
好きな描き方です。
盃ペア。
箱も素敵。
ガーデンアゲート(苔瑪瑙)みたい。
銅の盥。
緑青の出ている
鉢もあります。
置いておくだけで
サマになる。
傍らには、こんな食器を。
魅入ってしまう、
不思議なリズムで
模様がなびく。
江戸期の白磁。
こちらは数少ない一軍。
貫入なしで美しい白肌!
やや値は張りますが、
作家ものの器より
ずっと手頃です。
いつまでも
見ていられる完成度。
リーズナブルな二軍さん
(貫入あり、こちらも
青磁風で美しいですよ)を、
久々に食器棚へお迎えしました。
最近、娘が立て続けに
お皿を割ってくれたおかげで。
江戸のお皿を、
日常に使いましょう。
ジャンクなお菓子を
乗せる日が来るとはね。
●
池田記念美術館で
本日が最終日な、一箱古本市。
皆さん、いかれましたでしょうか。
本が増える性分なので、
はやかわ店内の古本箱、
期間限定で復活させました。
常時、10冊ほどを
入れておきます。
お客様が作って下さった
大島紬のロングスカート。
その方がいつも、
履かれているカタチが秀逸で。
うれしい、ありがたい!
ポケットは別添え。
普通のポケットつけは
難しいから、と。
いえいえ、
こちらの方が可愛いです。
こちらも頂き物だけれど…
ダブルガーゼの白、
勿体なくて使えないよ。
だけど、
そう思わせるものだから、
ギフト足り得るのか。
そして、そう感じたものを
使うことで、生活は豊かになる。
小躍りした、頂き物。
書店にしばらく行ってないから、
売り場の平積みを拝んでいません…
ぱらぱらめくると、
3年前、6年前、9年前…
と、
作品ごとに、当時の記憶が蘇る。
2年がかりでやっと
ほぐし終わった麻蚊帳の
一部を窓辺に。
大地の芸術祭、今年は
どれくらい回れるかなぁ。
外食が難しくなってきました。
御飯時はプチ戦争に。
地域の懇親会も、
オードブルはオモチャです。
早々に退散…
買い物も一人では
無理になりました。
ベルトつきの
ショッピングカートでも、
脱走します。
目の前の公園で
拾ったさなぎ、君はだれ?
ハンダづけされたように
メタリックな突起に、釘付け。
娘も、こうして順々に
段階を経ていつかは、
遠くへ、飛んでいくんだな。
意思の疎通が容易になり始めて、
成長に目を見張ります。
あまりに駆け足だから、
一緒に居る時間を20分でも
増やそう、と意識し始めました。
通常、18時に近かった
お迎え時間を、
なんとか17時半までに。
その、なんとか、には、
個人的に貪りたい読書時間を
もっと削ることなどが
含まれるのですが、
土台、まだまだ削れる
ダラダラ時間はあるものな…
私利私欲の全ては
手放せなくても、
ちょっとずつ、私も
親になっているようです。