現在は心地よい雨上がりの空。
緑が光って、青空が澄んでいます。
自然は大きい。
少し強く、
雨の袖を一振りしただけで…
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午前の自宅周辺。
道と川の境目。
早川の墓所は、水没していました。
山が崩れている。
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唐突ですが、
台所でキハダ染めの実験をしました。
準備から干すところまで、
所要2時間。
キハダ50gを、
細かく砕いていきます。
素材は、
インドの手紡ぎ手織り木綿。
100gのショールです。
工房で気に入って買ったものの、
白一色は案外、合わせにくかった…
この機会に、色替え!
水3リットルに
砕いたキハダ50gを入れて、
強火にかけます。
沸騰したら弱火に落として、
そのまま20分。
ガーゼ地などで濾します。
トロトロのキハダ。
まだまだ色の薄い染色液が、
取れそう…
色留めに塩を大さじ1杯いれて、
染色液の完成。
再び、弱火にかけます。
まんべんなく濡らして
絞ったショールを浸す。
ムラにならないように、
時おりかき混ぜながら、
15分間弱火で煮込みます。
少し青いな…
ミラーワークの鏡に
混じっている錫とか、
青色の糸が
干渉しているのかな。
これはこれでOK!
(染みろ染みろーと念じながら)
液がさめるまでしばし置いて、
適当な頃に取り出し、
中性洗剤で洗い、水でゆすぎます。
ゆすぎの際に、色落ち防止に
小さじ1杯のお酢を入れました。
あとは絞って、陰干し。
液を濾したガーゼが良い色。
多分、普通に染めると
こちらの色になる筈です。
少しだけ緑がかった、
鮮やかな黄色。
木々に溶け込むような、
好みの色となりました。
同じ色は多分、
二度と作れません。
煮出したキハダは、お茶に。
適度に苦みが薄まって、
飲みやすいかな?
大人の舌には、
なかなかに美味しいです。
漢方の効能は、健胃、整腸、
眠気覚まし(苦いから??)。
キハダは色が出やすく、
熱湯を注いで数分で
きれいな色になりました。
色が薄くなるまで
使えます。
水出しでも何度か
出せるそうで、
煎じないと飲めない
薬草より、
これはラクチン。
☆染色の方法は、
他の植物染めのやり方を参考に
実験的に行ったものです。
正解かは分かりません。
みなさんのキッチンで、
お試しください♪
+宣伝。
→キハダ内皮100g/300円で販売します。
*前回の記事を参照ください。
★染色材料として大量に必要な場合は、
ご相談ください。割引できます。
*お茶で飲むなら、100gは当分もちます。
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帰宅ラッシュが終わってから、
店舗を確認してきます。
また明日以降、
お会いできますように。
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〔私 信〕
はなさん。
んんん、
ご希望のサイズは、
案外、ありませんでした…
申し訳ない。
上下に分かれる箪笥が
ジャストサイズなんです。
上段が使えそう。
現在、店舗で什器にしているものなら、
かなり安価にお譲りできます。
この子も悪くない?のですが、
サイズが超過。