
裏庭にも
春が来た。
桜が満開です。

そして、日々買い出しが
続いています。

築100年以上経た
蔵の中。

解体を控えた
現場の静寂。
整然と並んだ
大正期の紙袋が
愛おしかった。

和釘がちょこんと
飛び出している。
昔は何か
引っ掛けていたのかな。

堅牢な蔵の中で
守り通した
価値あるものを
譲っていただきました。

文久3年(1863年)の
銘々盆を、
現代では
どう使いましょう?
150年以上
引き継がれた逸品。

現場はすべて
美しいです。
空間ごと
エイジングしているから。
壊してしまうのは
勿体ないなぁ‥と
いつも思いますが、
どうしようもない。

蔵には
よくある、
2つのハシゴと
板だけで作られた
配膳台。

今回は買取せず
でしたが、
譲ってもいいよと
言われた屏風。
全ての絵が、
ほのぼの。
力が抜けていて
とても素敵でした。

ある日の
買いだしの帰り道。
村の祠にお参り。
昔は近くの川が
決壊したので、
この場所で水を
食い止められるように。
(天照様が祀られていました)

いつかはすべて
朽ちていくのだもの。

こちらも解体前に
ご縁をいただいた、
お宅の壁です。

何が盛りと
言えるでしょう。
満開だけじゃなく、
散り際も
解体間際も、
それぞれに
美しいな。

またある日。
布の買い付け風景。
残すもの、諦めるものを
仕分けします。

現場のお宅で、
美味しいものを
いただく。
自家製お餅で作ったという
自家製おかき。

蔵出しの後に。
出していただいた
お茶碗、
こちらも
蔵の中にあったそう。

以前、お客様の元へ
お嫁に行った
型染め帯と再会。
素敵になってー!

この布は
どうなるだろう?
美しい藍染の縞。
明治くらいでしょうか。

アンサンブルで
出てきた大島紬。

戦中の国旗。
刺繍が見事。

ぐるぐる
手回し洗濯機。

こちらも
嬉しい再会でした。
小麦袋が
モダンな姿に!

絣布はカバンや
お財布に。

古いものを愛する
お客様がた、
装いも気になります。
英国の王立演劇学校から
放出された
舞台衣装!だそう。

作りが上等で、
時代考証もしっかり。
後ろ側の作りが
面白かったなぁ。

車の幌布だったのじゃ
ないかと推察される
超厚手の木綿地で
バック。

お仕事頑張りましたー
イ・ヒロッシェさんで
娘と慰労会?
生ハム3種
食べ放題祭りは、
本当に久々にお酒が
飲みたかったです。

日々、慌ただしくも
春はドーッとくる。

だから
見逃せない。

あと半月後と
なりました
大型連休中に、
近くの
魚沼の里さんから
六日町・浦佐駅間の
シャトルバスが
出るそうです。

*4/28・29・30、5/3・4・5・6 のみ
車だと
駐車場が満杯で、
なかなか大変そう。
のんびりバス旅も
良いですね。
魚沼の里さん、
我が家へも
徒歩10分ほどです。

裏庭で。
春の小川は
さらさらキラキラ。
【当店の連休の営業】
4/29(日)30(月)は
定休日でお休みします。
5/1(火)〜5/5(土)は
休まず営業予定です。

娘のスープ屋さん
店頭にて不定期開店。
やっとインフルから
復帰したかと
思ったら。

真鍮の蛇口から
何かがジャー
今朝は突発的に
高熱発症で、
またしても
保育園をお休み。
診断結果は
風邪だそうです‥

矢立を
お玉にして。
見たてうまいね。

買い付けも販売も、
なかなか忙しい春です。
本日買い付けに伺った
お宅にて、
(娘は休日だった夫が
見てくれました)
「小学校あがるまでは
またか!というくらい、
よく熱出すからねぇー。
まぁ、大丈夫よ!」
ひ孫が3人いる
おばあちゃんからの
太鼓判。

夫の賄いパスタ。
いろんな方面に
お世話になり
励まされながら、
お仕事させて
いただく日々です。感謝。

私の賄いインド飯。
浦佐にある
キューピッドさんで
気軽に買えた
パキスタンの長粒米。
(カレーは頂き物の
ダル・マッカニ。
バターカレー、美味!)
どしどしやってくる
古いものたちを
明日からも
一つ一つ、
新たな持ち主様へ
お渡ししてゆきます。